温活美人先生

温活ビューティカウンセリング第12回 「夏温活の知恵」

date 2016.6.15

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そろそろ室内の冷房が辛くなってくる季節です。アンケートでも「冷房冷え」に関する内容がこの時期から増え始めます。実際、夏の冷えは侮れないのです。

体は夏になると夏モードで、皮下脂肪を薄くし、汗をかき、熱を逃がして暑さをしのぐ気まんまんでいます。が、一歩室内に入ると「冬」!これには体もビックリ。その差が激しければ激しいほど、体は夏と冬、どちらに照準をあわせて良いのか混乱してしまいます。
それこそが、「自律神経の乱れ」というやつですね。自律神経の乱れは万病のもとになります。冷えが酷くなるのはもちろん、疲労、不眠、頭痛、便秘や下痢、生理不順、生理痛…とプチ不調のデパートへ。なので、夏こそ温活を意識すべき。

そもそも現代にしかない冷房というシステム。人間の遺伝子にとっては想定外ですよね。なので、冬よりも夏の冷房下の方が、自律神経が乱れやすいと言われています。
夏温活の基本は、調整しやすい服装にすること。急激な温度変化をダイレクトに受けないように気をつけましょう。暑い外から屋内に入り、汗をかいてそのままにしておくと体温は急激に奪われますので、汗の処理はお早めに。残しておくと肌にも塩害となって負担です。

そのうえで、生活習慣に気遣う必要があります。特に、必要なのは汗をかく習慣です。だって、本当は夏の体は汗をかきたいから。そうでないと、余計な水分を排出できずに溜まり、むくみになります。すると体内の熱は放出されず、外側だけが冷える、いわゆる「冷え逆上せ」の状態になります。火照るのに手足は冷たい、むくむ、という方は要注意です。
なので、夏冷えを感じる方は運動をして汗をかくか、湯船に浸かって汗をかく習慣を持ちましょう。運動は早歩きやスロージョグで代謝をあげる程度、入浴は38~40℃くらいのぬるめのお湯に浸かり、どちらも汗がじんわり出るまでするのがポイント。

また、腹式呼吸を意識的にする、というのも実はとっても有効です。骨盤を立てたまっすぐな姿勢で、本気の腹式呼吸をしてみましょう。

  1. はじめにお腹に手をあて、息を全て吐ききります。
  2. お腹がしっかり膨らむのを感じながら鼻で息を吸います。
  3. お腹がぺたんこになるまでゆっくりと息を吐きます。
  4. さらにお腹に力を入れて負荷をかけ、息を吐ききります。

最後の④が大切です。姿勢は崩さず、お腹がカチンコチンになって「これ以上へこませるのは無理!」となるまで本気で吐ききってください。
この本気の腹式呼吸筋トレは、10回するだけで体を内側から温める効果があります。代謝の良い人は汗ばむはず。
オフィスワーカーの場合は1時間に1度くらい本気の腹式呼吸をできると良いですね。続ければ、コアの筋肉が鍛えられてウエストも絞れるし、キレイな姿勢も保てます。

夏モードの体を理解して汗を出す夏温活の知恵で、冷房病を防ぎ快適な夏を過ごしてくださいね!


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岸 紅子
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事
ホリスティック美容家

大学時代にホリスティック医療と出会い、多くの代替療法を研究。美容家としていち早く、ホリスティック(包括的)ビューティのメッセージを発信し、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会を設立。2010年秋から「ホリスティックビューティ検定」開始。国内外で検定やセミナーを通じて自然治癒力の高め方やセルフケアを伝えている。

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