温活美人先生

温活ビューティカウンセリング 第7回「温活食のすすめ 体温を上げて、保温する“重ね煮”をつくろう」

date 2015.12.16

k12

温活をする時、一時的にポッポして発汗する、という温かさもありますが、熱を「維持する」ことの方が実は大切で難しいことだと思います。
発汗は、熱い!と強く感じるので温活結果が出ている実感があるかもしれません。しかし、発汗をした後はどうしても水分が気化して熱を奪うので、解熱の作用を伴います。
温活が成功しているかどうかを見極めるには、発汗量というよりも、発汗し始めるタイミングが以前より早くなったかどうかを見てください。
例えば、これまでヨガで汗をかくのはレッスンの後半だったのに、温活生活をしていたらスタート直後から汗をかくようになった、というのは温活力がついてきたよ、ということ。

皆さんからの質問を見ていると、内側から冷えている方が多いので、体温を上げて、さらに維持するために、先日ご紹介した乾ショウガのシロップも良いですが、この季節ならお鍋に大活躍な重ね煮のベジブロスもオススメです。
お野菜を陰陽の法則で重ねて煮て、美味しさやエネルギーを引き出せるこの調理法は、美味しいだけでなく体温を上げて継続できるという臨床結果も出ているのです。
とある病院での実験で、同じ野菜でも、ごった煮にしたものと重ね煮にしたものでは、体温の上昇とその持続性が明らかに違ったという実験結果が出ています。体温の維持効果は平均8時間以上だったというのですから、どうせ煮るなら重ね煮にしたほうが温活には良いですよね。

私も岡山県にあるジャパニーズオーガニックスタイルの宿「WaRa」の船越オーナー夫妻のレシピを元に、時間のある週末に常備菜として重ね煮の作り置きをしています。
初めて重ね煮を食べた時、その美味しさに感動したのと同時に、力強いエネルギーが体の中から湧いて、体が軽くなるような感じがしました。この、内発的なエネルギーこそ熱を維持するチカラになるもの。是非、重ね煮をマスターして食生活に活かしてください。

image5

重ね煮は鍋の底に敷き塩をしたら、陰性から陽性に食材を重ねて、最後に重ね塩をし、蓋を閉めて弱火で約30分ほど無水調理をします。甘い良い匂いがして上の層の食材が柔らかくなったら完成です。食材の陰性や陽性はよくわからない、と言う方もご安心を。重ね煮の代表レシピである「しい(たけ)・たま(ねぎ)・にんじん」を例にご説明します。

しいたけはキノコ類ですよね。キノコはどのように成長しますか?下から上にニョキニョキ生えますね。これは、下から上へのエネルギー(↑)です。

一方、たまねぎは横に膨らみながら(←→)成長し、にんじんは地面の下に向かって(↓)成長します。
この、エネルギーの方向性を考え、下から上へのエネルギーと上から下へのエネルギーをぶつけるように層にして並べます。「しいたまにんじん」の場合は、下から上へしいたけ、たまねぎ、にんじんの順です。

普通の煮物は、固いものから時間差で煮ることが多いですよね。重ね煮はその常識を取っ払って、食材のエネルギーに従って重ねて行きます。正式な重ね煮は、素材の切り方や心得や声がけまで決まりがあります。不思議とそうやって作られた重ね煮はより甘みが増して美味しいのです。
重ね煮はあらゆる食材で作ることができます。重ね方の法則を図にしておきますので参考にされてください。

k02

(出典: 『リズム美人の365日セルフケアダイアリー』)

作った重ね煮は冷蔵庫で1週間ほど保存がききます。そのまま食べても美味しいのですが、ベジブロスのようにも使えます。基本の重ね煮にアレンジを加えてお鍋のベースにしたり、お味噌汁にしたり、お豆腐と混ぜてハンバーグにしたり、春巻きの具にしたりとさまざまなレシピが楽しめますよ。

image1


BenikoKishi_prof_1

岸 紅子
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事
ホリスティック美容家

大学時代にホリスティック医療と出会い、多くの代替療法を研究。美容家としていち早く、ホリスティック(包括的)ビューティのメッセージを発信し、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会を設立。2010年秋から「ホリスティックビューティ検定」開始。国内外で検定やセミナーを通じて自然治癒力の高め方やセルフケアを伝えている。

この記事をシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※ニックネームはコメントと一緒に公開されます

関連記事

facebook omron式美人 すこやかな生活をお手伝い!健康や美に関する情報をお届けします。