温活美人先生

温活ビューティカウンセリング 第2回「女性ホルモンと冷えの関係」

date 2015.7.15

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女性の美容や健康の鍵をにぎる「女性ホルモン」。
この女性ホルモンと冷えの関係についてお伝えする前に、まずはカラダの気になる症状をチェックしてみましょう。

 ★カラダの気になる症状チェック★ 
冷えやむくみが気になる
肌のハリがない
とにかく乾燥する
落ち込んだり不安になったりする
最近ウエストが太くなった
薄毛や抜け毛が気になる
Tゾーンが脂っぽい
最近怒りっぽい

チェックが3つ以上あった人は、もしかしたら女性ホルモンに翻弄されているかもしれません…。

● そもそも女性ホルモンってなあに?

女性にとって「守り刀」とも言える女性ホルモン。肌のハリをもたらしたり、女性らしい体つきを作ったり、もちろん、妊娠出産に欠かせないホルモンでもあります。この女性ホルモンは2種類あり、それらがリズミカルに分泌されることによって、女性の美と健康は保たれています。

ひとつはエストロゲン。名付けて「美のホルモン」です。女性らしい美しさと優しさの源泉はこのホルモンによってもたらされます。コラーゲンや骨の生成に関与するだけではなく、前向きな気分の元と言われる情報伝達物質セロトニンの生成にも関わっているので、更年期に急にこれが出なくなって体の不調だけでなく心の不調も感じることがあるのです。

もうひとつはプロゲステロン。名付けて「母のホルモン」です。妊娠を維持するホルモンであるとともに、子供の命を危険から守る母のように、ナーバスでいろいろなものを抱え込むような性質も持ち合わせています。そのため、プロゲステロンが多くなる排卵後から月経までの間の2週間は、イライラしたりむくんだり、眠れなかったり、頭痛や腹痛を感じたりすることがあります。それを、PMS(月経前症候群)と言い、現代女性の8割が感じる症状だと言われています。

こうして見ると、エストロゲンがスターで、プロゲステロンが悪役のように感じられるかもしれませんが、女性のカラダはそう単純ではありません。

エストロゲンは多すぎれば婦人科系疾患の原因となりますし、プロゲステロンがしっかりでないと妊娠の維持が難しくなります。要するに、どちらも多すぎても少なすぎてもダメ。女性ホルモンが守り刀になるのか、女性ホルモンに翻弄されるのかは、バランスが良いか悪いかによります。仲良くリズムよく足並みを揃えて分泌されるのが理想の姿です。

● 女性ホルモンが乱れやすいワケは?

ところが、現代社会はそれを許してはくれません。よほど自分の体と心の声を聞いてセルフケアでメンテナンスをしてあげないと、簡単に乱れてしまいます。女性ホルモンが乱れる原因は下記のように様々です。

  • ここ70年での生涯月経回数の激増
  • 高度ストレス社会
  • 高カロリー高タンパクの食事
  • 化学物質や薬の乱用
  • 大気汚染
  • 喫煙・過度な飲酒
  • 生活習慣の乱れ

と数え上げたらキリがありませんが、要するにあまりうかうかしていられない状況だと言うことです。

特に、大多数の女性に共通して言えるのは、生涯月経回数の圧倒的な増加です。戦前の女性たちの生涯月経回数は平均してどのくらいだったと思いますか?なんと、50回程度だったと言われています。

一方で、現代女性の平均生涯月経回数は450〜500回。たったの70年で約10倍もの月経回数になった最大の理由は、晩婚化による妊娠出産授乳回数の低下です。ライフスタイルが変わったことで、私たちは女性史上最多のホルモン分泌回数をこなすことになっています。

もちろん、女性の社会進出や、生き方の選択肢が広がることは、素晴らしいことです。今後の日本は女性が働かなくては国力さえ低迷します。ただ、その一方で、少子化を食い止め女性の不調を防ぐためにも、体内の変化に対するメンテナンス策を持っている必要がある、ということです。

● 自分のリズムを知って整える

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そもそも「ホルモン」とは、「分泌器官から血中に乗って、ある特定の器官にのみ作用する生理活性物質」です。と言うことは、体が冷えていて血行が悪いとデリバリーが上手く行かず、きちんと機能を果たすことができません。温活は、女性ホルモンだけでなく体中を駆け巡る全てのホルモンにとっても大切なことなのです。

そして、女性ホルモンの指標と言えば、何と言っても基礎体温でしょう。冒頭のチェックが多くついてしまって女性ホルモンに不安がある方は、自分のリズムを知るためにも、是非、基礎体温をつけてみると良いと思います。

  • 排卵を境に、だいたい高低の2層に分かれているか?→排卵の有無
  • 高温期や月経周期が短くないか?→黄体機能不全(プロゲステロンの不足)

など、基礎体温から読み取れることは結構あります。まずは3ヶ月やってみてはいかがでしょう? ストレスフルな時期に体温がどう変化するのか?など、普段は見えない体の反応が可視化されて面白いですよ。

いずれにせよ体を温めつつ、女性ホルモンが乱れる原因をなるべく避けることで、女性ホルモンの恩恵を最大限に活かしたいですね。そうすれば、見た目にも内側から輝くようなオーラをまとうことができるはずです。

※ 図表は、北里大学東洋医学総合研究所より引用し、著者編集。

岸さん画像

岸 紅子
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事
ホリスティック美容家

大学時代にホリスティック医療と出会い、多くの代替療法を研究。美容家としていち早く、ホリスティック(包括的)ビューティのメッセージを発信し、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会を設立。2010年秋から「ホリスティックビューティ検定」開始。国内外で検定やセミナーを通じて自然治癒力の高め方やセルフケアを伝えている。

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